Travis CIでOCamlを使う時の設定
2020年6月6日 現在 Travis CIではOcamlの環境に対応していません。
自分でaptやbrewを使ってOCamlをインストールしても良いのですが、それだと最新のバージョンのOCamlを使いづらいので、OCamlコミュニティが提供してくれているスクリプトを利用して設定を行います。
ocaml-ci-scripts
https://github.com/ocaml/ocaml-ci-scripts OCamlコミュニティがTravis CIでOCamlを使えるようにするスクリプトを提供しているので、それを利用します。
.travis.ymlを配置する
対象のリポジトリに.travis.ymlを設置します。
language: c
sudo: required
install: test -e .travis-opam.sh || wget https://raw.githubusercontent.com/ocaml/ocaml-ci-scripts/master/.travis-opam.sh
script: bash -ex .travis-opam.sh
env:
- OCAML_VERSION=4.02
- OCAML_VERSION=4.03
- OCAML_VERSION=4.04
- OCAML_VERSION=4.05
- OCAML_VERSION=4.06
- OCAML_VERSION=4.07
- OCAML_VERSION=4.08
- OCAML_VERSION=4.09
- OCAML_VERSION=4.10.0+beta1 OCAML_BETA=enable
- OCAML_VERSION=4.10
os:
- freebsd
- linux
- osx
基本的にはこれで終了です。
めちゃくちゃ簡単でしたね。
細かくオプションを指定したい場合は、
https://github.com/ocaml/ocaml-ci-scripts/blob/master/README-travis.md
に書いてあるので参考にしましょう。